001 【"不"+α】をうまく使おう
2014年8月21日
「仕事がヒマだ」は中国語で何と言うでしょう。「ヒマ」が分からなくても、慌てない慌てない。「ヒマ」をひっくり返せば「忙しくない」ということなので、"工作不忙"でオーケー。
"闲xián" を知っていれば、"工作很闲"と言ってももちろん構いません。構いませんが、"工作不忙。"のほうが意外と常用なのですよねーこれが。
もうひとつ例を挙げましょう。
「私は読書が嫌いだ」は中国語で......はい、そうですね、「嫌い」をひっくり返して「好きでない」"不喜欢"を使って"我不喜欢看书"とすれば問題なし。ストレートに"讨厌 tǎoyàn"を使って"我讨厌看书。"と言ってしまうと、読書に恨みでもあるのかと疑うほどの強いニュアンスになってしまいますので、ふつう"不喜欢"のほうが常用になります。
日本語でも「忙しくない」や「好きでない」のように否定形を使ってマイルドなニュアンスを表す場合も多いですが、中国語の否定形【"不"+α】は、日本語よりはるかに高頻度で登場します。ニュアンスは日本語と同じ様にややマイルドになりますが、ただ上例のようにそのほうがかえって自然だったりもします。
ならば、これを使わない手はありません。
会話中に単語が出て来ないとき、とっさに否定形【"不"+α】にひっくり返してみると何とかなるかもしれません。「値段が安い」がとっさに出て来なければ"不贵"、逆に「値段が高い」が出て来なければ"不便宜"と言えば、コミュニケーションの中で支障は生じないでしょう。
練習問題
次の日本語を【"不"+α】を使って中国語に訳して下さい。解答例はこちらです。
- 今日は体調が悪い。
- この料理はまずい。
- 私の意見はあなたと違います。
- 彼はどうして機嫌が悪いんですか。
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